答えではなく自分なりの問いを探すために~『これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講』レビュー~

この本を読んで、どうして自分が文学にひかれるのか、どうして統計的思考が嫌いなのかがわかった気がする。

私が嫌いな思考とは――統計的にみれば、あなた1人の命を救うよりも、ほかの5人の命を救うほうが意味がある。社会的資源は限られているのであなたの命は見放します、という思考。

f:id:yodakazoo:20190901134455p:plain

画像をタップするとAmazonにとびます
続きを読む

石膏の人物彫刻は人の痛みを感じるか?~TOKAS-Emerging 2019 小田原のどか「近代を彫刻/超克する」へ~

あなたは彫刻に触れたことがあるだろうか? わたしは、ない。今回、生まれて初めて触った。

触れたのは、3人の女性の首の彫刻《愛情・理性・意欲》。顔の凹凸がほぼ仕上がっているのは1つだけで(その1つも顔の一部と頭は石膏のゴツゴツ感が剥き出しのまま)、あとの2つは顔の一部しかできていない。

解説パネルに、この作品は触れることができると書いてあるが、恐ろしくてなかなか手が出せない。

「アート作品には触れてはいけない」という私の中にある常識が邪魔をする。

《Do you visit any monuments?》
続きを読む

書く対象を狭めたくないので、タイトル変更しました

立てつづけにタイトルを変更してすいません。

「UX Writingへの道」では書く対象が狭すぎて、ちょっとテンションが続きそうにないので、再び変えました。旧「学問楽」から大学の枠をとっぱらって書きます。

よろしくお願いいたします。

Googleの登録画面のつくりや言葉がユーザにとってわかりやすいか調べてみました

会員登録型のネットサービスを提供する企業にとって、登録画面のわかりやすさや登録のしやすさは重要です。登録方法が複雑だと、項目を入力している途中で離脱されかねません。

Googleは以前紹介した「Mobile UX Marathon」で、モバイルサイトのあるべき姿を解説しています。当然Googleは自らの教えに則ってサイトをつくっている、かと思いきや……おやおや?

f:id:yodakazoo:20190623205618p:plain

Googleのアカウント作成画面
続きを読む