答えではなく自分なりの問いを探すために~『これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講』レビュー~
この本を読んで、どうして自分が文学にひかれるのか、どうして統計的思考が嫌いなのかがわかった気がする。
私が嫌いな思考とは――統計的にみれば、あなた1人の命を救うよりも、ほかの5人の命を救うほうが意味がある。社会的資源は限られているのであなたの命は見放します、という思考。
続きを読む石膏の人物彫刻は人の痛みを感じるか?~TOKAS-Emerging 2019 小田原のどか「近代を彫刻/超克する」へ~
あなたは彫刻に触れたことがあるだろうか? わたしは、ない。今回、生まれて初めて触った。
触れたのは、3人の女性の首の彫刻《愛情・理性・意欲》。顔の凹凸がほぼ仕上がっているのは1つだけで(その1つも顔の一部と頭は石膏のゴツゴツ感が剥き出しのまま)、あとの2つは顔の一部しかできていない。
解説パネルに、この作品は触れることができると書いてあるが、恐ろしくてなかなか手が出せない。
「アート作品には触れてはいけない」という私の中にある常識が邪魔をする。
続きを読む皿と犬から、命について考える
【皿】
落としても割れないプラスチックのお皿と、落としたら割れる備前焼。毎日の食事で使うなら、プラスチックのほうが利便性が高い。だって、洗うときにうっかり手が滑っても割れないからね。
でも…
続きを読む書く対象を狭めたくないので、タイトル変更しました
立てつづけにタイトルを変更してすいません。
「UX Writingへの道」では書く対象が狭すぎて、ちょっとテンションが続きそうにないので、再び変えました。旧「学問楽」から大学の枠をとっぱらって書きます。
よろしくお願いいたします。
Googleの登録画面のつくりや言葉がユーザにとってわかりやすいか調べてみました
会員登録型のネットサービスを提供する企業にとって、登録画面のわかりやすさや登録のしやすさは重要です。登録方法が複雑だと、項目を入力している途中で離脱されかねません。
Googleは以前紹介した「Mobile UX Marathon」で、モバイルサイトのあるべき姿を解説しています。当然Googleは自らの教えに則ってサイトをつくっている、かと思いきや……おやおや?
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